損害賠償請求額 3977万7954円 ◆過去の判例から学ぶ [母の転倒事故関連]
過去の施設での事故の判例を捜していたら、おっそろしく高額の賠償額を見つけました。事故の内容などは後ほど記事にします。
(損害賠償請求額)
原告(要介護高齢者)の請求額 ― (判決による請求認容額)
治療費21万8163円 21万8163円
近親者介護料2375万4146円 943万6272円
入浴サービス料46万7460円 41万1059円
入院雑費11万円 11万8500円
器具リース料15万8760円 13万9605円
家屋改造費6000円 6000円
入通院慰謝料173万2666円 170万円
後遺症慰謝料1000万円 430万円
弁護士費用333万759円)
請求額の合計=3977万7954円 請求容認額の合計1632万9599円
過失相殺後の損害額は、7割の1143万0719円。弁護士費用として110万円。
過失相殺7割とは、施設の責任70%、利用者にも30%の責任があるとして、減額されたのです。
母の事故の過失割合は、0対100で全面的に施設に責任があると、すでに損保会社が判断しています。
3977万7954円の賠償請求に対して、裁判所は損害賠償額を 1253万0719円と下しました。
賠償請求の項目に、先日私が手にした損保会社の資料には載ってないものがあります。
近親者介護料とういう項目です。 また調べる必要があります。高額ですからね...
それにしても、なんと高額な賠償請求額なんでしょうか。
3977万7954円も請求したら、弁護士さんに前もって払うお金が、200万円近く必要になります。これは負けても、返って来ないお金です。
そんな訳で、そう簡単に裁判起こせないのです。特に貧乏人は!
求めよ、然らば与えられん。
尋ねよ、然らば 見いださん。
門をたたけ、然らば開かれん。
すべて求むるものは得、
尋ねる者は見いだし、
門をたたく者は、開かるるなり。 マタイ伝 「聖なる知恵の言葉より」
・・・・・・・・・
求めて、尋ねて、たたいてきました。開かれるかな・・・?
二階の洗濯物が入っちゃいました・・・ !(^^)!
本当につくづく不条理に出来ているのですね。。
弁護士さんに負けてもそれほど払うなんて。。
でももっとひどい弁護士さんの
うわさでしかないのですが・・
最初から今回は誰が勝つか・・
決めてやっていたときがあったとか・・
あくまでもうわさですが・・・
なんとか訴訟の前段階で決着をつけれたらいいですね。。
by なつつばき (2010-04-19 01:15)
なつつばき さん
示談、和解で丸く治めたいです。
相手側の施設、弁護士が過去の判例を、どうとるかですね。
弁護士さんも、介護事故はあまり扱って無いと思います。
シャラの新緑が爽やかです。
by a-silk (2010-04-20 15:22)