10月は「腰痛月間」でした。 [カラダの話]
11月1日の朝に撮りました。少し寒い朝でしたが、気持ち良い青空、爽やかな朝で新しい月が始まりました。
色づき始めたシャラの木の葉が、とても綺麗です。
反対側に回って朝日に向かって写すと・・・
紅葉の季節ですが出不精の私は、わが家の庭の紅葉で満足しています。
昨日は暖かな日中でしたが、今日は朝から冷たい雨ですね。
今日はじめてストーブを使いました。例年より早いような気がします。
「一日や一週間の気温の差が激しくて、身体が疲れました。」とは、昨日の患者さんの言葉です。私も同感です。
先月は腰痛がなかなか治らず、「腰痛月間」という感じでした。治療をすると腰の痛みが楽になり、筋肉の硬さが取れるのですが、患者さんを治療したり、少し畑仕事をするだけで、また腰が痛み硬くなってしまうのでした。
まるでバッテリーが切れて身体が動かなくなる、ロボットのようでした。
自己治療はこの弱ったバッテリーを、元気にすることがメインでした。人間のバッテリーはどこにあるでしょうか?
答えは、脳=自律神経の中枢です。脳のエネルギーを筋肉や内臓、その他の器官に送るのが神経です。
腰の痛みはそこの血流が悪くなり、筋肉が緊張し、神経が持続的に圧迫され痛みが起きます。血流が悪くなった原因はそこの神経の働きが低下したから。
そして、腰の筋肉の神経の働きが低下した原因は、神経のおおもとの脳の機能が低下したから。
脳の機能低下の原因は、脳の血流が悪くなったから。
なので、痛い部位を揉んだり、叩いたり、鍼をうったり、お灸をしたり、マッサージをしても一時的に楽になるかもしれませんが、脳=バッテリーが足りなくなると、また同じ状態に戻ってしまうのです。
先月の長引く腰痛を体験したことで、この事を実感したのでした。
幸いにも私が学び治療で行っている、CSFプラクティス=脳脊髄液調整法には、脳血流を良くするテクニックが多々あります。今回は座位で立位でそれらを行って、なんとか回復することが出来ました。
そしてこの事が水曜日に行った授産施設で役立ったのでした。
明日からは晴れて良い天気が続きそうですね。元気な身体で秋の日を楽しみたいものですね。