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Kさん、頭の大きさの変化が、やっとわかりました。 [カラダの話]

近所のKさんが治療に来られました。2011年以来ですから久しぶりです。症状は左肩のコリ・左の腰痛・左の眼の奥の痛みなどで、全部身体の左側に症状が出ています。

治療前に身体の変化を解っていただくために、頭の大きさ・呼吸・皮膚のたるみなどを測ってもらうのですが、Kさんは以前何度やっても、頭が小さくなったことをわからなかったのです。

頭の大きさの変化がわからない理由には幾つかあり、1)体調が悪く感覚がにぶっているため。2)老化が進んで脳の感覚神経の働きが低下しているため。3)分かろうと思って頭を触っていない、などです。私が思うにKさんは2)です。

左側に症状が出る場合は左の腎臓が下がり、左大腰筋が縮み、左の骨盤が回転するため左側の筋肉全体が引っ張られるためです。Kさんは左の足、足首まで少し浮腫がありました。目で見ても左右の足平の大きさの違いがわかりました。左側全体の水分の流れが悪くなっているためです。

今は症状は無いのですが、逆流性食道炎があるとのことでした。これで左側に症状が出る理由が納得出来ました。横隔膜が下方に下がり(息を吸った状態)固定してしまうと、食道裂孔ヘルニアという状態になります。胃周辺や膵臓が反応すると左の腎臓が影響をうけるのです。

治療を終えた後Kさんに身体が変化したことを確認してもらいました。

頭の大きさは左右の中指の間に私の指2本が入るほど空いていたのですが、その指がくっつくくらいちいさくなりました。そして、驚いたことにKさんも頭が小さくなったことを理解できたのです。そればかりか、浮腫んでいた左足が小さくなり、左右の足が同じになったことに気づいてくれたのでした。

「あ~、なんか身体が軽くなった。特に左が楽になったわ。」と喜んでくれました。術者としては嬉しいものです。でも、もっと嬉しかったのはKさんが頭の変化を理解してくれたことでした。

明日は東京へ出張治療です。日中は寒くなりそうな予報です。そろそろ風邪が流行ってくる季節です。充分な睡眠をとって脳=自律神経の中枢を休めて、免疫力を高めましょう。

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コメント 6

旅爺さん

マッサージの様に治療してもらってる人は気持ちいいんでしょうね。
爺はくすぐったがりなので駄目ですね。
by 旅爺さん (2014-10-24 08:43) 

a-silk

旅爺さん
たまにくすぐったがり屋さんの患者さんが居ますね。
気持ちいいのか、寝てしまう人もいます。
by a-silk (2014-10-26 07:36) 

旅爺さん

前記事ではご訪問いただきありがとう御座いました。
頭が大きくなるのは頭骨と皮膚の間に水でもたまるんでしょうかね?
by 旅爺さん (2014-11-04 09:35) 

a-silk

旅爺さん
水(脳脊髄液)が溜まる場所は、脳と頭蓋骨の間と脳の中心部に溜まります。今度イラストで説明しますね。(いつにならやら知れませんが!)
by a-silk (2014-11-07 07:51) 

旅爺さん

散歩で軽やかに歩ける時と、重~い気分の時がありますが、
これらも脳の働きのせいなんでしょうね。
by 旅爺さん (2014-11-07 08:49) 

a-silk

旅爺さん
体調は日々変化しますから、気分や体が重いときは無理をしないことが大切だと思いますよ。
例えば、毎日3km歩くとか、30分歩くとか決めて歩くのは、あまリ身体には良くないと思います。調子が悪いときは休むことが肝心です。
by a-silk (2014-11-08 08:17) 

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