HIV感染症/AIDSに倒れていった人達に向けて、「彼/彼女らの名前を忘れまい」との思いから生まれたのがAIDSメモリアルキルトです。1枚のキルトは90cm×180cm,人がひとり横たわれる大きさの布で、その人の名前や愛用していた衣服、小物類などが縫い付けられています。 1枚1枚のキルトにはそれぞれの表情や思いがあふれ、また共通してHIV感染症/AIDSによる影響が統計上の数字だけでは表せないという強い意志が込められています。これらのキルトは家族や友人などの手によって作られ、その時間は人の心を癒し、前に進み出そうとする力をも生み出してくれます。


 AIDSメモリアルキルトの動きは1987年、サンフランシスコのThe NAMES Project で始まり、現在ではアメリカだけでなくアフリカ、アジア、ヨーロッパなど世界各地に広がっています。MQJもその中の一つで、1990年11月に設立しました。翌年の春、MQJはThe NAMES Project からキルトを招き、日本各地9ヵ所でキルトディスプレイを開催しました。この中で日本でもメモリアルキルトが生まれ、作っていこうとする動きがでてきました。
 MQJはこの動きを支え、より多くの人に伝えていくと同時に、HIV感染症/AIDSが抱える問題をキルトと共に考えていこうとするボランティア団体です。

またまた、コピペしてしまった。ごめんなさい、MQJ代表の寺田さん。お元気でしょうか。許可をお願いしようと、メールしたのですが、送信できませんでした。きっと許してくれるだろう。

下の写真は私が撮ったものです。