必ず大きな幸せが待っている・・・ [大地震をのりきろう]
高校野球開会式での、選手宣誓は素晴らしかったですね。
「・・・
人は誰でも、答えのない悲しみを受け入れることは苦しくつらいことです。しかし日本がひとつになり、その苦難を乗り越えることができれば、その先に必ず大きな幸せが待っていると信じています・・・」
宣誓文が新聞に載っていました。宣誓文の中のこの文を聞いた時、私は母が骨折事故を起こした2009年9月30日から、三日後の10月2日の「命がけの手術」の事を思い出しました。
骨折前母は箸を使い食事をし、摑まれば数メートル歩く事ができ、私が誰かもわかりました。
手術の翌日の母は、スプーンも持てず、私が誰かもわからなくなりました。入院中に主治医から「もう二度と立てないでしょう」とも言われたのでした。
9月30日からの四日間は、私にとっては一瞬の出来事でした。変わり果てた母を見るのはとても辛かったです。
2004年9月30日に約5年の自宅介護は終わり、母が住む介護施設へ通う日々が始まったわけですが、母にとっても私にとっても、この方が良かったと思います。
今思えば「大きな幸せが待っていた。」そう思います。
それも、入所した老健や二度入院した病院。母が最期に過した病院の療養病床のスタッフさんに恵まれたからです。
老健のリハビリのおかげで、母は再び立つことが出来たのでした。その姿を見たときは悲しみが深かった分、それはそれは嬉しかったですよ。
そんな事を思い出しながら、阿部主将の宣誓を見ていたら、ウルウルしてしまいました。
突然違う話題ですが・・・
こちらの酒蔵さんの復興を応援する、ファンドに申し込みました。
詳しくはそのうちお知らせします。
あの長い選手宣誓を覚えるのは大変だったでしょうね。
by 旅爺さん (2012-03-22 18:06)
何より a-silkさんの頑張りが、全てを良い方へ良い方へ、と
導いて行ったのだと思います。
ワタクシも出来る範囲で見習って、お手本にして行きたいと思っています。
もっともワタクシには a-silkさんのような専門知識も技術も
ありませんが。。
by 向日葵 (2012-03-22 20:23)
昨日の選手宣誓には、私も思わずうるうるしてしまいました。
決して誰かに言わされているのではなく、自分も含めたみんなの気持ちを心をこめて語ったことが私たちの心を打ったのではないでしょうか。
悲しみが深ければ深いほど、その後にやってくる幸せがより大きな喜びになるというのは、本当にその通りだと思います。
感謝の気持ちとあきらめない心は、これからも忘れずに生きていきたいです。
by hirochiki (2012-03-22 21:07)
宣誓文とa-silkさんとお母様の苦難を乗り越える姿が重なって
胸が熱くなりました。言葉にならないのですが、
とても大切なことをまた確認させてもらえました。ありがとうございます。
by ともちん (2012-03-23 15:36)
素晴らしい選手宣誓でしたよね
by しゃぎゃ (2012-03-23 21:13)
旅爺さん
きっと身体だけでなく、頭もいいんでしょうね(>_<)
それにたくさん練習も・・・
by a-silk (2012-03-24 17:40)
向日葵さん
先の事を考えると不安になったものですが、その場その時にできることをやった結果かと思います。
ご自分の身体を一番に考えて、お母様の介護にあたって下さい。
by a-silk (2012-03-24 17:43)
hirochiki さん
自宅は全壊し、友人を亡くされたそうです。
いろんな思いがあの宣誓には、込められていたのでしょうね。
言葉の力を感じる宣誓でしたね。
つらい体験を糧に、これからの日本を作っていってほしいです。
by a-silk (2012-03-24 17:48)
ともちん さん
「起きてしまった事はしょうがない、未来を信じて、前を向いて今できることをする」
心の中で解ってはいても、怒り・悲しみ・憤り・などなど感情をコントロールするのが、とても大変だった気がします。
by a-silk (2012-03-24 17:52)
しゃぎゃ さん
あの2分何秒のかの時間に、いろんな思いがめぐったのかもしれませんね。
たくさんの人に感動を与えたと思います。
by a-silk (2012-03-24 17:56)
私もあの選手宣誓には感動しました。
被災者の思いが皆に伝わったいい言葉でした。
by tochimochi (2012-03-26 23:00)
tochimochi さん
彼の家は全壊で友人を亡くしたそうです。
体験から出てくる言葉には、本当に重みがありますね。
by a-silk (2012-03-29 18:52)