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母とのリハビリ・・・2004年9月-1 [母の想い出]

もうすぐあの日がやってくるな~ 2009年9月30日。

 

そのずっと前の2004年の今頃は、母が入院していた病院で、毎日母と一緒にリハビリに励んでいました。

8月7日から3日間、血糖値50前後で放置された母の筋肉は、驚くほど少なくなってしまったのでした。

「また歩けるようになんだ!」8月10日の朝、意識が戻った母が言いました。

2009年の大腿骨の手術の後は、私が誰か分からなくなった母ですが、この時は脳の精神の分野の機能はあまり落ちなかったです。84才での手術と88歳では、体に与える影響は随分違うものですね。

 

さて、リハビリですが、リハビリ施設はあったのですが、病院はまったく母のリハビリをする気がなかったので、私が担当する事にしました。

とはいえリハビリに関して、私は素人で知識もあんまり無いし、そのための道具もありません。

歩いて病院を出たいという母の希望を叶えるために、先ずしなければならないのは・・・

なにかと言うと、、、、 立つことです。 そして、立った状態を維持できるということ。

そのために使ったものは、母が体を横たえていたベッドでした。 

 立つ.JPG

 あの頃はPCもデジカメも持ってなかったので、何の画像も無いのでその後のものでお伝えします。

←これは2009年2月、自宅で立ったり座ったりの運動をする母です。

病院にいたときも、このような運動をして、先ずは立っていられる体力をつけるリハビリをしました。

病院では椅子ではなく、母の後ろには車椅子がありました。

 

歩く為には先ず立ってその姿勢を、維持できなければなりませんね。

運動前、運動後も神経伝達、血流を良くする治療をしました。運動をすると体は疲労します。疲労が残ってしまっては、何のための運動かわかりません。

 

明日は敬老の日なので、ちょっと母の事を書いて見ました。この後どんなリハビリをしたかはまた書きますね。

 

 

9445461[1].jpg  これはポータブルトイレです。

最後に使ったリハビリ用具です。

どうやって使ったか、解りますか?

 

母も父もいない敬老の日。夢の中でもいいから、じっちゃんの肩を叩いたり、母の背中をナデナデしたいな~。

 


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コメント 18

裏・市長

こんばんは、いつもご訪問ありがとうございます!。
ウチの母も筋肉が落ちてしまったために、
今まさに一歩ずつの歩行訓練の日々でございます。

主治医からは普通に進めて「3年」と言われていますが・・・。

実にタイムリーな記事でめちゃめちゃ参考になります。
またお時間の許されるときに更新、
お待ちしてます。季節の変わり目、ご自愛ください。
by 裏・市長 (2011-09-19 00:32) 

なつつばき

思い出は優しいですか?
いろいろなことがあったことと思いますが、
おもいだされるできごとは、
やさしいですか?
by なつつばき (2011-09-19 04:28) 

hirochiki

敬老の日の一番のプレゼントは、自分が元気でいることかなあって最近思うようになりました。
私も、夢の中でもいいから父に会いたいです。。。

by hirochiki (2011-09-19 05:22) 

すずらん

おはようございます^^
敬老の日ですね。。。
健やかに過ごせる日々に感謝しています☆
私は・・・ささやかですが、母さんの好きな甘いお菓子を
一緒に食べながらゆったりとお茶しようと思っています(^^)/~~~

by すずらん (2011-09-19 07:19) 

a-silk

裏・市長さん
大和の国の便り、毎回楽しく読んでいます。
裏公務と共にお母様のお世話、誠にご苦労様です。

御母様は病院か施設で、リハビリ訓練を受けておられるのでしょうか?
私が母と共に行ったリハビリを、次回の記事では少し詳しく書きます。
セルフケアーのやり方も紹介しますので、お母様と一緒に市長様もやってみてください。

この7年間を振り返ると、大変な事が多かったですが、母と共に諦めずに頑張りました。
過去の出来事ですが、現在そして未来に繋がる財産を、母との生活から頂いたような気がします。
by a-silk (2011-09-19 11:23) 

向日葵

今まさに「母が」「立つこと」「歩くこと」に挑戦しています。

週に2回はテニスを、後は忙しくお出掛けを、
と、「お外様」とワタクシが渾名をつけた程、精力的に動き回っていた
母でしたが、ーーお陰で倒れた直後の大手術は乗り切れました。    
          「普通の方」だと術中に亡くなられても不思議が無い
          程の手術だったそうです。

1月も寝たきりになった為、あっと言う間に筋肉が衰え、同時に
「骨粗鬆症」も驚くほどの早さで母を蝕みー。。

先週火曜日に、念願叶って「リハビリ病院」に再入院出来ましたが、
あまりに骨がスカスカなので、
「何処までリハビリが可能か難しい」
と、医師にもはっきりと言われてしまいました。

長くなってごめんなさい。
身につまされながら拝読しました。

by 向日葵 (2011-09-19 12:49) 

okko

立つこと、それも体重は両足均等に・・・・が今の課題です。
大腿骨を両方とも骨折したワタシの母は、それ以来衰弱がひどくなりました。
骨は大切ですね。 あ、ワタシはまだ充分歩けます、フラフラと。
by okko (2011-09-19 15:47) 

a-silk

なつつばき さん
ホントいろいろありましたね。
医療過誤、一人介護、介護過誤、施設と病院通いなどなど。
胃から心臓にかけて、ギュ~と締め付けられる想い出もありますよ。
多くは一人介護の時の事です。親の介護で事件を起こしてしまう人の気持ちが、少しは理解できます。
私にとって必要があったから、いろいろ起きたのだと思います。それをどう扱うかは、私が何を望むかですね。
だんだん時の流れと共に、優しい思い出に色を変えています。
by a-silk (2011-09-19 19:21) 

tochimochi

敬老の日を前にいろいろな思いがよみがえってきたようですね。
試行錯誤のリハビリ、いろいろな苦労があったことと思います。
by tochimochi (2011-09-19 19:25) 

a-silk

hirochiki さん
ピンポン、ピンポン×1万回です。
親が子を思うとき、一番は健康でいるかという、体の事でしょうね。
だから、子が元気でいるだけで、親の心配は少なくなるでしょう。
お父さんはあちらの世界で、モテモテでなかなか娘さんに、会いに来る時間が無いのかもしれませんね!

by a-silk (2011-09-19 19:27) 

a-silk

すずらん さん
おいしいお菓子とゆっくり過ぎる時間を、お母様と共有できる。
至福のときに感謝ですね。
by a-silk (2011-09-19 19:30) 

a-silk

向日葵さん
かなり遅くまで起きているお母さんで、パワーがあったお方だろうなと思っていました。
骨が弱くても筋肉がカバーしてくれます。少しでも良い方向に向いて、希望の灯がともるといいですね。

by a-silk (2011-09-19 19:40) 

a-silk

okko さん
バランスの維持は大切ですね。
次回の記事で脳を活性化し、筋力が出る方法を紹介しますので、試してみてください。
by a-silk (2011-09-19 19:43) 

a-silk

tochimochi さん
正直なところ毎日いろんなことを思い出しては、気持おちがあったかくなったり、涙がこぼれたりしてます(-_-;)
by a-silk (2011-09-19 19:57) 

旅爺さん

本当に親孝行だったんですね。
私も父母の介護経験があるので大変さは分かります。
私も同じくもう一度父母に逢いたいです。


by 旅爺さん (2011-09-20 16:30) 

a-silk

旅爺さん
介護は大変ですが、いろんな事を学べた気がします。
両親に会うのは夢の中で、あの世での再開は、ず~ッと先にしましょうね!
by a-silk (2011-09-20 19:35) 

hirochiki

おはようございます。
昨日は、ご心配をおかけいたしました。
現在は自宅に居ります。
a-silkさんも、お気をつけてお過ごしください。
by hirochiki (2011-09-21 05:36) 

a-silk

hirochiki さん
ご無事ですか?浸水等は無かったですか?
こちらは先ほどまで猛烈な雨・風でしたが、少し治まっています。
もう災害はたくさんですね!
by a-silk (2011-09-21 19:07) 

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